ニューノーマルの心がけ.2

上段-中: マスクの下は いつもスマイル。

マスクは今や下着に匹敵する、外出時の必需品。付けて
ないと、ジロジロ見られて恥ずかしい思いをする。
ではマスクを付けたらその下に隠れる、微笑みのススメ
はどうだろう。

上段-右: 換気はおこたりなく。

密室を避ける。言うはやすく行うはがたし。
何と言っても冷房でもしないと、温暖化した島々は
開けても暑すぎて生存の危機、閉めても密室感染という
生存の危機。このイタ挟みの中、どなたも良い按配を
探しながら、シックハックですよね。
タダタダ電気代が嵩むのが、ニューノーマルでしょうか。

中段-左: うがい手洗いと 消毒液で守る。

消毒液は、常在菌という身を護るスベも殺してしまう
から、ホドホドにしたほうが免疫力は上がるという
意見もあります。いずれ消毒液が効かないウィルスも
現るかもしれません。私たちは目に見えない敵と戦う
スベが、そんなに多くないのです。良い面と悪い面を
両方眺めて、ベターと信じるほうを選択するしかない。

ただ手洗いやうがいを、伝統的に神社などが励行させ
習慣化したおかげで、感染を抑えられてるという意見
があります。日本は純水に近い湧き水が潤沢な、山が
ちな国。ケガレは水に流しましょう。

また生木の木肌や、日本人が長く使ってきた塗物の漆
の表面には、ウィルスを殺す天然の消毒作用もあるの
です。

山を敬い木を慕いましょう。

中段-中: リモートに愛を込めて。

遠距離恋愛を推奨しているのではありません。
確かにインターネットの無い時代、イタリアに居て
日本の恋人と仲良しを続けるのは、容易ではありま
せんでした。手紙は一週間後、ファックスは白黒、
一万km東の空は虚しく遠く。そんな中 長続きする
には、アイショウとアイジョウのペアセットを揃え
たら、バッチリでしょう。恋愛相談みたいですね。

リモートの時代。物理的な距離は、限りなくゼロに
なりました。そこで重要なコトはひとつだけです。
心理的な距離や障壁が生まれないよう、関係性の
レベルに応じた愛を込めて…

中段-右: 親しい人以外との群衆化を避けよう。

密集密着を避けるってどこまででしょう。個人的
に三密をという言葉を、好ましく思っておりません。

家族や恋人、親しい友人とのプライベートな時間。
関係を温めたり、温め直す時間。
孤立の増えた社会の中で、ずっと大切にすべき時間
です。人類は火を囲み、同じ釜の飯を食いながら、
文明を発展させてきました。知らないヒトも積極的
に受け入れて、知恵やチカラを共有してきたのです。

密集密着は文明の母なのです。
群衆は歴史の推進力です。

つまりそうしないことは、知性の広がりや深まりに
ちょっとしたブレーキがかかるのは、避けられません。
いつの日かアクセルを思い切り踏めるよう、この時代
を乗り切る努力を続けましょう。