TOMITALIA | 富田一彦の世界 | 1.

TOMITALIAは、TOMITA と ITALIA をくっつけた？

皆さまボンジョルノ☀︎初めまして
TOMITALIA デザイナーの富田一彦 です。

この度 長らく親しまれてきたTOMITADESIGNをあらため、
TOMITALIAに一本化。富田一彦の創作から始まるすべての
創造活動 - 啓蒙活動 - 商業活動を総称して、TOMITALIA
とすることと致しました。

TOMITALIAとは、TOMITA と ITALIA をくっつけた造語
です。新規サイト開設に合わせて、トミタリアの国旗を
制作しました。トミタリアでは、リアルでもウェブ上も
含めて、つくり手 - 売り手 - 使い手が有機的に交わる場、
新しい国のような創造圏です。Made in TOMITALIAの
製品を トミタリア圏内で販売していることになります。

次世代が逆転発想や多面的視野を会得し、頭と手のトレー
ニングを通じて、実体化や課題解決までの粘り強さを体得
する学び舎でもあるのです。

AIを使いこなす人間は、本当に人間らしいのか。
手作りに豊かな価値を見出しているのに、現実には担い手
がいなくなり、手作りからは遠ざかっている矛盾。
確かに大量生産-大量消費の20世紀にも、同じような議論
はありました。原型製作や生産型の仕上げを得意とする
職人集団の存在や、原料を加工して付加価値を高めて稼ぐ
日本的ものづくりスピリットは、生産活動全体を支える
遺産としてしっかり残っていた。

そして21世紀、手をめぐる論議は、AI賛美だけでは前に
進まない段階まで来ています。それは日本とイタリアに
とどまらず、世界全体が抱えている課題なのです。

私たちは、世界を俯瞰し多面的に見て、解決の糸口を
探る必要があります。その視野の広がりが希望の道しるべ
となるよう、日本とイタリアの真ん中にTOMITALIAを
位置付けております。