課題解決型デザイン | 移転改装計画 /カーコンセントコスト社の場合 3. / 経費を抑える/レガシーを最大限活用する

皆さまボンジョルノ☀︎TOMITALIAです。

前述は「CarConcentCost(カーコンセントコスト)」様の
新社屋への移転及び改装計画の

ミッション1. 経費を抑えながら、ふさわしい高級感を演出する

に対して、

        1-A. 経費を抑える。
        1-A1. 工期を短縮する。

というアンサーの
1-A1. 工期を短縮する。
について、具体的にどのように解決していったかをお話ししました。

今回は、

1-A2. レガシーを最大限活用する。

について、具体例を述べていきたいと思います。

1-A2. レガシーを最大限活用する。

レガシー(legacy)=遺産

すなわち持ち合わせの造作物や家具、器具類と小物などは、
可能な限り工夫して当てはめ、
柔軟に応用編を考案しつつ、必要経費を軽減させる。

レガシー / その1 / 植栽と照明

実は、私は今回の施主「カーコンセントコスト」様の旧社屋の
内装の一部を手がけました。そのご縁があって、今回の新社屋
となる改装計画にも携わらせていただきました。


当時、旧社屋のラウンジ用に、天井細長植栽27mと壁面植栽
18mを製作しました。もったいないので慎重に撤去し、今回
新社屋に再活用しました。

新社屋のショールームとVIPルームへの設置を決めたのですが、
天井高が80cmほど高くなり、天井植栽を一段下げて取り付け
ることにしました。


ウィンドウいっぱいに、ストリートからの見えをもっとも
重要視しました。


照明用ダクトレールや、アームランプを集めるアイランドを
つくり出し、この細長い植栽と組み合わせることにしました。

こうしてショールーム全体の雰囲気づくりと、

クルマが主役の照明計画

が、ぴったり重なりました。

レガシー / その2 / 家具類と什器類

旧社屋で使用していた家具や什器たち。

そして、前テナント時代からある什器とドリンクバー台。

ショールームの家具類は、旧社屋から引き継ぎ
トミタリアの家具(FUK)を愛用していただいております。
誠にありがとうございます。

レイアウト上、どう配置すれば動線を確保しつつ、使い
勝手が良いかと検討しました。
1脚ごと1台ごと確認し、ベストポジションを決めました。

前テナントのレジカウンター周りの什器は受付に、
ドリンクバー台は機材と位置を変えて、そのまま使用
しました

レガシー / その3 / 2M幅の大判スライドガラスドア

今回の新社屋の物件は、前テナントさんはお菓子販売店でしたが、
もともとは、国産車大手N社でした。

車のショールームとなる場所が再びショールームとして復活
いうことになります。

でも、どうやって車を入れていたのか私が探索したところ、2M
幅の大判ガラスドアが、横にスライドすることを発見しました。

鍵の修理後、無事に車が店内へ入り、無事ショールームと
なりました。

レガシー / その4 / 創業当初の壁面社名ロゴ

旧社屋から注意深く取り外された壁面ロゴ

新社屋入って正面の壁にオープン日前夜、トミタ本人が移設。

人形で言えば目入れ、お店なら入魂式。

バラバラのを一文字づつ字間を揃え、まとめました。

ブランドスピリットは、継承が基本です

リノベーションを得意とする施工会社のおかげです。

今回の現場の施工会社は「采建築社」です。

采建築社は、モダンなリノベーションを得意とする設計施工
会社です。

私と施主であるカーコンセントコスト社の要望を、最大限聞き
入れて、素晴らしいクオリティで各工程を実現してくれました。

特に、私の持ち込みのさまざまな電気器具、輸入タイルや植栽
ユニット、絵画や装飾ポスターに至るまで、柔軟迅速丁寧な
対応および設置をしていただきました。

仕事の綺麗さにも圧巻です。

デザインだけでは施工はできません。
デザインを形にしてくれる施工会社様とお仕事ができたことを
光栄に思い、心から感謝申し上げます。

次回は

「ミッション 2. 総合的なコーディネート及び調整」についてお話しします。

それまで 🇮🇹 ciao 🇮🇹