休憩室を心地良い空間に
ボンジョルノ☀︎トミタリアです。
突然ですが、
みなさんのオフィスの休憩室は
リラックスできる空間ですか?
突然の質問に失礼いたしました。
なぜ、この質問になったのか紐解いていきます。
まるで迷路
先日、私は区役所を訪問しました。
所用は、初めての訪れる課でした。
エレベーターを降りた瞬間から、
書類のダンボール箱が山積みという光景から始まりました。
山積みの壁では、まず真っ直ぐ進めないので、
右に行き左手を奥に真っ直ぐ進みました。
一番初めに、他の課の受付が並んでありました。
狭いですが、受付とわかりました。
しかし、私が訪ねたい課は、
もっと奥に進むように矢印で案内されています。
奥に進むと、
ここは関係者しか通れないのでは??というような、
ここでも書類の山積みを横目に通り抜け・・・
なんとか、目的の課につきました。
しかし、受付らしき受付はなく、
早速、椅子とテーブルと周りは書類だらけ。
極端に言えば、
働いている人が書類の中に埋もれています。
内心、これがオフィスか〜と驚きながら
要件を済ませました。
役所の方の対応は大変丁寧な対応でした。
その紳士的な対応に、
内心、驚いている私は少し落ち着きを戻しました。
で、帰りはまた書類の山積みになった迷路を
なんとか帰りました。
所用は数分で済みましたが、
なぜか精神的に疲れたようなそうでないよな。
しばらく、圧倒されて、
あの書類の山積み風景が頭から離れませんでした。
仕事のオン・オフ
長々と書きましたが、
役所の方々が日々、
大変な量のお仕事をされていることはわかります。
しかし!!
休憩室も無機質な空間では、
仕事のオン・オフはしにくいでしょう。
もしかしたら、
休憩室までオフィスの空気感を
(この場合、山積みの書類光景でしょうか)
背負ったまま昼食食べたり、
休憩したりするかもしれません。
疲れが癒されそうにないですよね。
果たして、気分転換できるのでしょうか。
役所だけでなく、オフィスはそういう場所だから
休憩室もそこまで気を使わなくていい
というお考えのオフィスが案外多いよいうに思われます。
社員から喜ばれる休憩室
私のことで恐縮ですが、
私がデザインを考える時は、
できるだけ豊かな気持ち・心地よい気持ちや空間で考えます。
邪悪な考えは捨て、
無心・平常心・集中力・未来を見つめながら。
その方が神経が研ぎ澄まされます。
しかし、休憩する時は
自分がリラックスできる音楽や植物、
時には照明を工夫して
オンとオフを作るようにしています。
空間デザインの仕事としていただいた
現場が幾つかあります。
その一つに、
社員の休憩室のデザインを依頼されました。
『カフェのような空間で、
落ち着いた雰囲気の中で休憩する』
着工後、
資料のための写真撮影を行うため、再び訪れました。
みなさん、いい笑顔で談笑されたり、
お好みのドリンクを飲みながら一息疲れたり
すごくリラックスしているように見えました。
感想をお聞きすると、
「カフェみたいな空間で休み、
気持ちを切り替えて、
午後からの仕事も頑張ろう!」
という気持ちになると笑顔で答えてくださった方々。
お仕事のご依頼をされた社長の
社員への想いも感じられますね。
この仕事をしたことで、
誰かが笑顔になれたことは
『嬉しい』の一言です。
空間デザインは、
まだまだ未熟なところがたくさんありますが、
海外生活で培ったデザインの力で、
トミタリアは、
ありきたりなリノベーションやデザインではない、
他の人が思いつかないようなデザインや色の使い方を
得意としています。
ぜひ、この機会に素敵な空間作りを一緒に考えましょう。
もちろん、国内でも海外でも。
🇮🇹 ciao 🇮🇹