RCA(ロイヤル・カレッジ・オブ・アート)卒業制作

ボンジョルノ☀︎トミタリアです。

千葉大学意匠科を卒業後、
イギリス・ロンドンにあるRCA(ロイヤル・カレッジ・オブ・アート)へ留学した私。

美術とデザインの世界では名門である王立大学院RCAへ
入学したのは良いですが、卒業するのもそれはそれは大変でした。

今日は、その卒業に関するお話です。

卒業には、英文の論文と卒業制作と呼べる作品を
完成させなければなりません。

この学校で学んだ集大成を作品にするということです。

私が制作した作品は「ピアノ」で、作品名は『ハダカノピアノ』です。

このピアノは、ケンブルヤマハ社の全面的な協力を得て、
私が渾身の力を振り絞って、1年半がかりで完成させました。

私がゼロからデザインした意欲的な作品と自負しております。

自ら大工道具のカンナやノミで木部材を削り出し、
金属部材の曲げや溶接も自身で施しました。

そして、それらをヤマハの音響のプロが組み立てたという

世界に一つしかないピアノ です。

2015年の長崎県美術館で行われました個展「トミタリア展」でも展示して、
なおかつ、この「ハダカノピアノ」で演奏も行われました。

長崎美術館での「ハダカノピアノ」の詳細は
facebookでご覧いただけます。